FC2ブログ
3級審判員の悩める日々
とあるサッカースポーツ少年団の指導者で、かつサッカー3級審判員である私のサッカー三昧な日々
ユース審判員の育成に関するお話。(テクニカル・ニュース vol.90 より)


審判系のブログは、
「にほんブログ村 サッカー審判」
にあります。
にほんブログ村 サッカーブログ サッカー審判へ ← クリックのご協力を。
にほんブログ村 サッカーブログ 少年サッカーへ



このブログをユース審判員の方がどのくらいご覧になっているかはわかりませんが、更に上のレベルを目指そうとしているユース審判員の方にエールを込めて紹介しておきます。



以下、JFAが指導者資格保有者に隔月で郵送してくる、テクニカル・ニュース vol.90 より



--- これより転載 ---



滋賀県FA審判委員会におけるユース審判員の育成での技術委員会との連携
黛俊行 (JFAレフェリーデべロップメントマネジャー)


 JFA技術委員会では、「大会の在り方が育成に大きな影響を与える」との観点から、「リーグ戦文化の醸成」という育成年代の試合環境の改革に早くから取り組みました。一方、JFA審判委員会では、2010年から各地域や都道府県サッカー協会(FA)と協働し、「ユース審判員の発掘・普及・育成」に取り組んでいます。

 2003年にJFAプリンスリーグU-18が9地域で開始され、2011年からはプリンスリーグのチームの中から上位20チームが高円宮杯U-18サッカーリーグ プレミアリーグ(現高円宮杯 JFA U-18サッカープレミアリーグ)に舞台を移し、ホーム&アウェイ方式で2回戦総当たりのリーグ戦を行うことになりました。これらの改革により、育成年代の試合数が飛躍的に増加しました。2009年度のユース審判員の登録者数は3万6549名。試合数の増加からユース審判員による試合運営の必要性が高まる中、「ミスや敗戦を審判員の責任として追求する姿勢や環境」や「チームとして審判員の役割を特定の人材に押し付けようとする傾向」が解消できていないなど、全国審判委員長会議でもいくつかの問題提起がなされていました。

 自立したたくましい選手を育成するためには、ユース年代で正しく競技規則や審判について学ぶことが重要です。そのために、サッカーの仲間として技術と審判が協調しながら審判員も育てていく環境づくりが急務ということで、2011年に向けて、JFAではユース審判員の登録費の値下げ、技能区分の見直しのほか、審判委員会と技術委員会が協調して「ユース審判員の活動推進・育成」の必要性を認識し、ユースダイレクターや種別委員会などを通じてチームの指導者に協力を促していくことなどが確認されました。技術と審判の協調は各地域や都道府県FAで展開され、多くの選手が競技規則や審判についての理解を深め、そうした環境から上級審判員を目指すユース審判員も誕生してきました。2016年度のユース審判員の登録者数は9万3300名を数えます。

 今回紹介する滋賀県FA審判委員会の取り組みは、滋賀県および関西地域の技術と審判、各種別委員会との連携から「ユース審判員の発掘・普及・育成」に取り組んだ好事例と言えると思います。以下に、滋賀県FA審判委員会の鳥家浩司委員長の報告を掲載します。


滋賀県FA審判委員会の取り組み

 滋賀県FA審判委員会では、2011年に「3・4級U-18審判員の拡大と即戦力となる1級審判員の育成」というビジョンを定め、「2018年度末までに、1級審判員の育成・輩出およびユース審判員の拡充(女子を含む)」を目標としました。

 目標に向けてまず取り掛かったのは、ユース審判員の活動環境を整える上で協力をいただく種別の垣根を越えたつながりを構築することでした。審判委員会のメンバーで検討し、各種別の試合会場に積極的に足を運び、技術指導者とコミュニケーションをとることにしました。その結果、徐々に種別間の情報共有がなされ、指導者から「うちの学校にこんな子がいるけど一度見てほしい」といった要望もあり、こちらから指導に出向く出前研修を地道に実施しました。リーグ戦化が進み、副審は帯同4級審判員が担当し、選手や指導者に競技規則や審判への理解が浸透していく中、継続して「審判員をやってみたい」と興味を持ってもらうための取
り組みをどうするか。次の戦略として、1級審判員の協力のもと、4級審判員のスキルアップ研修会を開催しました。1級審判員がJリーグでのエピソードなどを盛り込み、リラックスした環境の中で、競技規則や審判への関心、興味を持ってもらう機会としました。少しずつ成果が現れ、参加審判員が真面目な顔で「すみません!副審ってこんなにしんどかったのですね!」と言ってきたときに、やはりこうした研修会は必要だと痛感しました。現在も春と秋の毎年2回開催し、参加者の中から3級審判員への志望者が5〜6人出るようになりました。指導者の方にご協力いただき、研修会の案内を各学校に配布したことも成果につながった要因と考えます。

 3・4級U-18審判員研修会を展開する中で、大学進学、就職後も継続して審判活動を続ける審判員が増え、関西FAの中でもU-18年代以降の審判継続率が高くなりました。2014年には、関西U-18ユース審判員研修会と技術との協調がスタートしました。翌年の11月開催のJFAナショナルトレセンU-13・14地域対抗戦にて、技術と審判の協調で行われた1人制審判のレフェリングと指導環境に大きな刺激を受けました。研修会には、前年の全日本少年サッカー大会(現JFA 全日本U-12サッカー選手権大会)の審判員、JFA推薦の審判員が参加。選手も審判員も試合に集中し、叱咤激励の言葉はあるものの、批判的な言葉は皆無でした。「地域でもこんなに良い環境が実現できれば」との思いから、早速ナショナルトレセンコーチ関西担当の方にお願いし、2016年5月から
U-14トレセンを使った新U-18研修会を始めました。その際、関西の技術委員会にも監督会議などを通じたU-18審判員の採用への理解に多大なご支援をいただきました。

 昨年で3年目を終えましたが、延べ約150名のU-18審判員がここで研修し、2級昇級や学連審判部へと次のステップを踏んでいます。U-14トレセンでは、試合後、両チームの監督や審判員、審判指導者がゲームでの判定や対応について率直に意見を交わす機会をつくりました。お互いの考えや思いを素直に出し合うことで、選手や審判員に対する理解が深まり、U-18審判員の活動をさらに受け入れていただくことにつながったと考えています。

 滋賀県FAは、技術と審判の協調を通して、2018年度当初の目標である1級審判員が1名誕生し、U-18年代から指導してきたU-22年代の審判員が上級審判員を目指す関西カテゴリーへ4名進むことができました。また、女子の3級審判員取得も増え、2月末には滋賀県初の女子の2級審判員が誕生する予定です。これも滋賀県、関西地域の審判委員会と技術委員会や各種別委員会の協調により、審判員の育成環境が整ったからだと考えています。

 あらためて、さまざまな方々のご理解とご協力に感謝するとともに、今後も協調事業がさらに発展するよう、よろしくお願いします。



--- 転載ここまで ---



最高のコーチは、教えない。
吉井 理人
ディスカヴァー・トゥエンティワン (2018-11-15)
売り上げランキング: 3,521





にほんブログ村 サッカーブログ サッカー審判へ ← すみませんが、クリックのご協力を。
  

☆このブログの上手(?)な使い方

少年団を含むサッカーチームのホームページ管理者の方へ
⇒ブログ右側に「チーム・リンク!!」の欄を作りました。こちらの記事に、申請の方法を掲載させていただきましたので、ぜひどうぞ。 

★競技規則に関する知識を増やしたい方
⇒ブログ右のサイドバーにある「まとめ系記事集」の中にある、各年度ごとの◆競技規則系の過去記事をご覧になると、効率的です。また、米国サッカー協会の Referee Week in Review を元に作成している記事集も、将来2級以上の審判員になることを目指される方にはお薦めです。   

審判グッズをお探しの方   
⇒別館 「サッカーの審判グッズを紹介するページ」 をぜひどうぞご利用ください。 

★私が指導のお手伝いをしている団の保護者の方
⇒ブログ右上のカレンダーの部分を利用してください。私が指導を担当した日をクリックしていただくと、その日の練習内容などが表示されます。練習終了後、できるだけ早く記事をUPするようにしていますが、都合によりUPが深夜になってしまう場合もありますので、ご了承ください。


にほんブログ村 サッカーブログへにほんブログ村 サッカーブログ ジュニアユース・中学サッカーへにほんブログ村 サッカーブログ 少年サッカーへにほんブログ村 サッカーブログ サッカー審判へ
どのバナーでも結構ですので、1日1回のご協力をお願いいたします。


← よろしければこちらのクリックのご協力も。


ブログパーツ

スポンサーサイト



☆ 関連するタグ ☆

コメント
コメント
コメントの投稿
URL:
本文:
パスワード:
非公開コメント: 管理者にだけ表示を許可する
 
トラックバック
トラックバック URL
http://tom3kyu.blog.fc2.com/tb.php/3448-58e72b50
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)
トラックバック