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3級審判員の悩める日々
とあるサッカースポーツ少年団の指導者で、かつサッカー3級審判員である私のサッカー三昧な日々
「2019/2020年 サッカー競技規則 第16条‐ゴールキックにおける解釈の明確化について 」という通達がIFAB から出ています


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2019/2020年 サッカー競技規則 第16条‐ゴールキックにおける解釈の明確化について

上の通達の中に

● キックが素早く行われ、相手競技者が本当にペナルティーエリアから出る時間がない場合、相手競技者はキックを行うことを妨害したり、阻止することはできないが、ボールがインプレーになった後であれば、ボールをインターセプトすることができる。これは守備側チームがキックを素早く行うことによって利益を得ようとクイックでキックを行っているので認められる。
また、競技規則は、素早いキックが「うまくいかなった(相手にボールが取られてしまうなど)」場合でも、それを「救う(やり直しなどをする)」ことまでは意図していない。


という文章があります。



3種以上であれば、この文章で想定されている通り、『素早いキックが「うまくいかなった(相手にボールが取られてしまうなど)」場合でも、それを「救う(やり直しなどをする)」ことまでは意図していない。』でまったく問題はないのですが、4種の場合、相手が残っているのに気が付いて、キックをやめるつもりがボールに触れて明らかに動いちゃった、という場合にどうするのか、というシーンが恐らくこれからたくさん発生します。



今までなら、ペナルティーエリア外に直接けり出されていないのでインプレーになっていないため、キッカーが慌てて手でボールを止めに行っても全く問題がなかったのですが、これからはキッカーがDFでキックをミスして慌てて手で止めてしまったら即PKです。GKがキッカーを務めていたら間接FKですが、DOGSOを考える必要も迫られますね



あ~つまらん。そんなPKで貴重なプレー時間が減ってしまうのは、4種年代の選手の育成にとってあまり良い結果をもたらさないような気がするし(指導者目線)、DOGSOとしてイエローカードを出さなければならなシーンになってきちんとイエローカードを提示しても観客から理解を得られる気がしません(審判目線)
(2019.08.28 一部記事を打ち消し線で訂正しました。)


この際、8人制サッカーのゴールキックをゴールエリア内からのキック→ペナルティーエリア内からのキックに変更しちゃえば良いのに・・・。



最後に、2019/2020年度版の第16条を全文載せておきます。



競技規則 2019/2020 第16条 ゴールキック 

ゴールキックは、グラウンド上または空中にかかわらず、最後に攻撃側競技者が触れたボールの全体がゴールラインを越え、得点とならなかったときに与えられる。

相手チームのゴールに対する限り、ゴールキックから直接得点することができる。キッカーのゴールに直接入った場合、相手競技者にコーナーキックを与える。

1. 進め方
◦ボールは静止していなければならず、ゴールエリア内の任意の地点から守備側チームの競技者によってけられる。
◦ボールは、けられて明らかに動いたときにインプレーとなる。
◦相手競技者は、ボールがインプレーになるまで、ペナルティーエリアの外にいる。

2. 反則と罰則
ボールがインプレーになって、他の競技者が触れる前にキッカーがボールに再び触れた場合、間接フリーキックが与えられる。キッカーがハンドの反則を犯した場合:

◦直接フリーキックが与えられる。
◦反則がキッカーのペナルティーエリアの中で起きた場合、ペナルティーキックが与えられる。キッカーがゴールキーパーの場合、間接フリーキックが与えられる。

ゴールキックが行われるとき、相手競技者がペナルティーエリアから出る時間がなく残っていた場合、主審はプレーを続けさせることができる。ペナルティーエリア内にいる、または、ボールがインプレーになる前にペナルティーエリアに入った相手競技者が、ボールがインプレーになる前にボールに触れる、または、挑む場合、ゴールキックは再び行われる。

ボールがインプレーになる前に競技者がペナルティーエリアに入って、ファウルした場合、または相手競技者によりファウルされた場合、ゴールキックが再び行われ、反則を犯した競技者は、その反則により警告または退場が命じられることがある。

その他の反則に対して、キックは再び行われる。









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コメント
コメント
いつも勉強させていただいてます。

> GKがキッカーを務めていたら間接FKですが、DOGSOを考える必要も迫られますね。

の部分ですが、競技規則12条の退場になる反則のところに以下のように記載されてます。

ハンドの反則を犯し、相手チームの得点または決定的な得点の機会を阻止する
(自分たちのペナルティーエリア内にいるゴールキーパーを除く)。

ですので、GKの場合はDOGSOは無いと認識していたのですがいかがでしょうか。

このケースと合わせて、4種だと「ゴールキックをDFがペナの外で待っていて、それをFWがペナの中で奪ってゴール」と言うケースも増えそうな気がしてます・・・
2019/08/28(水) 07:27:22 | URL | paga #e46Pu/eY [ 編集 ]
いつも興味深く、拝読しています。4種(低学年)を指導しています。

ゴールキックの時、キッカーがDFでキックをミスして、慌ててGKがペナルティーエリア内で手で捕球してしまった場合は、間接FKなのでしょうか。

第12条 間接FKの項の改正の理由の背景と合わせてご教示いただけると勉強になります。
2019/08/28(水) 12:50:21 | URL | 新米審判 #- [ 編集 ]
Re: タイトルなし
paga さん、いつもコメントありがとうございます。

> の部分ですが、競技規則12条の退場になる反則のところに以下のように記載されてます。
>
> ハンドの反則を犯し、相手チームの得点または決定的な得点の機会を阻止する
> (自分たちのペナルティーエリア内にいるゴールキーパーを除く)。
>
> ですので、GKの場合はDOGSOは無いと認識していたのですがいかがでしょうか。

本日付けの記事で、訂正させていただきました。ありがとうございました。

> このケースと合わせて、4種だと「ゴールキックをDFがペナの外で待っていて、それをFWがペナの中で奪ってゴール」と言うケースも増えそうな気がしてます・・・

そのようなケースが続くと、「もう蹴るところがない!」となって、なかなか蹴れなくって(出しどころを見つけられなくって)、無駄に試合時間が過ぎていく、というケースも多くなりそうな気がします。

2019/08/28(水) 23:17:34 | URL | tom3 #JU5/Lso2 [ 編集 ]
Re: タイトルなし
新米審判 さん、はじめまして&コメントありがとうございます。

> ゴールキックの時、キッカーがDFでキックをミスして、慌ててGKがペナルティーエリア内で手で捕球してしまった場合は、間接FKなのでしょうか。

GKのいるほうに向かってけったキックがチョロキックになってしまった場合で、GKが手で触れてしまった場合は、完全にアウト(間接FK)ですね。

意図的に(GKの方向に向かって)キックされたボールでなければ、反則とはならないと競技規則に書かれていますが、GKに取らせるためにワザとミスキックしたフリをしているようであれば、間接FKにすべきだと思います。ただ懲戒罰の判断はかなり難しいと思います。

というのは、基本的に「ゴールキーパーが、自分のペナルティーエリア内で、認められていないにもかかわらず手や腕でボールを扱った場合、間接フリーキックが与えられるが、懲戒の罰則にはならない。」という条文が効いてきますが、「主審を欺こうとした(反スポ)」という理由で懲戒罰を提示すべき場合もあり得るような気がします。

DFがどっちに向かってどう蹴ったのか、そのときGKはどこにいたのか、ということが確定していないと何ともいえないですね。

2019/08/29(木) 00:09:14 | URL | tom3 #JU5/Lso2 [ 編集 ]
ご教示ありがとうございます。勉強になりました。
8人制の競技において、今回のルール改正の適応に関して、JFAから通達等があることを期待したいと思っています。
・壁の人数、ドロップボール時の離れる距離、GK交代時の退出するGKの退出場所など
2019/08/29(木) 01:11:52 | URL | 新米審判 #- [ 編集 ]
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