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3級審判員の悩める日々
とあるサッカースポーツ少年団の指導者で、かつサッカー3級審判員である私のサッカー三昧な日々
コーナーフラッグポストが壊れたら・・・
 

 

今日の記事も、先々週の主審を担当したときのことに関係するお話です。

 

先々週の審判時に、選手がコーナーフラッグポストに接触し、コーナーフラッグポストが倒れたので、試合を一時的に中断して、私がコーナーフラッグポストを立て直しました、という記事を書きました。

 

その時の状況をもう少し詳しく説明すると、コーナーフラッグポストはプラスチック製で、プラスチック部分は破損することなく、ペグが地面から外れた状態になりました。

 

その会場は天然芝グランドだったので、ペグを地面に刺し直すことで簡単に復旧ができ、試合の中断は数秒程度で済みました。

 

ところで、もし主審担当中にコーナーフラッグポストが破損してしまって修復が必要な場合、あなたならどうしますか?

 

1)選手の安全のためにコーナーフラッグポストをフィールドの外側に倒した状態にして、試合を再開する。

2)主催者(本部)にコーナーフラッグポストの修復を依頼し、修復を待たずに直ちに試合を再開する。

3)主催者(本部)にコーナーフラッグポストの修復を依頼し、修復が完了するまで試合を中断する。

  

現実の対応は1)や2)になると思いますが、競技規則に照らし合わせると、答えは3)になります。

 

しかし、教育的要素の強い公式戦などで、試合のスケジュールがタイトな場合には、本部および両チームのベンチにひとこと断ってから、1)または2)の方法で再開してもよいような気がします。(その会場でそのあと試合をするチームの選手や関係者に大きな影響を及ぼすことになるので。) 

 

インストラクター的には、主催者(本部)がコーナーフラッグポストを修復するまで、試合を再開してはいけない、というお話になるのでしょうけど・・・。

 

本来の対応が3)であることを踏まえた上で、1)や2)の対応をとりましょう。

 

なお、審判報告書の提出が必要な試合の場合には、必ず3)で対応しましょう。(コーナーフラッグの破損とその対応については、審判報告書への記載が必要になります。)

 

ちなみに、このお話は「東京都サッカー審判協会」のホームページ上の「通達・Q&A」の「サッカーQ&A」の「第1条に関するQ&A」に掲載されています。されていたものです。(←2014.08.16 修正)

 

PDFファイルにQ&A形式で記載されているものを、転載します。(競技規則の文章ではないので、文字の色は「黒」にしておきます。

 

 

東京都サッカー審判協会のQ&Aより転載

 

Q 破損したコーナーフラッグポストの修復

試合中に倒れ込んだ選手の身体がコーナーフラッグポストに当たり、ポストが根元で折れて倒れてしまいました。主審の私はゲームの再開を早めるために役員に修復を頼み試合を再開したのですが、それで良かったでしょうか。

 

A 試合の再開を早めたいというあなたの気持ちは分かりますが、規則第1条には、ハーフウェイフラッグポストとは異なり、「コーナーフラッグポストを立てる」となっていますので、役員による修理が完了するまでは試合は中断しなければなりません。

 

転載ここまで。 

 

  

競技規則を確認します。

 

競技規則 第1条 競技のフィールド

フラッグポスト

各コーナーには、旗をつけた先端のとがっていない高さ1.5m(5フィート)以上のフラッグポストを立てる。

ハーフウェーラインの両端に、タッチラインから1m(1ヤード)以上離してフラッグポストを立てても良い。


 
field_name.jpg
 
 

ハーフウェーのフラッグポストは任意なので、なくても構いませんが、コーナーフラッグポストは必須なので、ない場合は試合の開始および続行はできないことになります。

 

ま、このコーナーフラッグポストの問題は、TPOで対応を慎重に考えましょう、ということにしておきます。

 




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コメント
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No title
私も同じような経験があります。
と言っても私が受け持つ1つ前の1種の試合でコーナーキックがゴールキックかどちらかの判定に不服を持った選手が怒りをコーナーフラッグに蹴りを入れて根元から粉々に折れてしまい修復不可能で会場には予備のフラッグが無かったので担当する主審はその選手の行為より破損したフラッグを心配するあまり懲戒罰すら与えないという情況になり、結論としてフラッグ無しで再開してしまい試合を終結させていました。
しかし現場にはハーフウェイラインの延長線上に1本づつフラッグが設置されていたのにそれすら使わなかったのです。
ハーフウェイラインの延長上にあるフラッグは任意ですからそのフラッグを使うべきだったと思うのですが。

ちなみに過去私の担当したゲームではスライディングタックルした際に勢いあまってハーフウェイライン延長線上のフラッグに激突しフラッグを破損させた選手がいました。
2011/01/19(水) 21:34:58 | URL | 体感トレ #79D/WHSg [ 編集 ]
No title
 
 
体幹トレさん、コメントありがとうございます。
 
コーナーフラッグを蹴ることや、ボールを叩きつける行為も、主審が直接自分の目で見ていないと懲戒罰は出しにくいですよね。
 
副審を担当される方と事前の打ち合わせでそのような場合、どのように主審である私に伝えてもらうか、を確認しておかないといけないですね。
 
私の場合1種や2種を担当する機会があまりないのですが、もし担当することになったら、そういったことも打ち合わせの内容に入れるようにしたいと思います。
 
良いお話を伺えました。ありがとうございます!
 
 
2011/01/20(木) 00:54:03 | URL | TOM3 #79D/WHSg [ 編集 ]
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