FC2ブログ
3級審判員の悩める日々
とあるサッカースポーツ少年団の指導者で、かつサッカー3級審判員である私のサッカー三昧な日々
審判報告書は2日以内に提出しなければならない
 

 

昨日の記事では、YouTube にUPされている、J2の試合開始後9秒でのレッドカード提示シーンについて書きました。

 

今日の記事は、その続きです。

 

4級審判員の方は、記入することはあまりないと思いますが、3級以上になって、都道府県レベル以上のサッカー協会が主催する試合の主審を担当をした場合、「審判報告書」というものを記入して提出しなければなりません。

 

競技規則の「日本語版付録」の一番最後に、「審判報告書の記入上の注意」という項目があり、その最後に「審判報告書」のフォーマットが掲載されています。

 

競技規則の審判報告書について書かれている部分を紹介します。ただし、この部分はFIFAの原文には記載はなく、(財)日本サッカー協会の決定として独自に追加されているものです。

 

競技規則 第5条 主審

国際評議会の決定

決定1

(省略)

決定2

(省略)

(財)日本サッカー協会の決定

(財)日本サッカー協会主催の試合に関しては、216~217頁の書式の報告書を試合日を含めて2日以内に(財)日本サッカー協会会長宛てに提出する。


 

※216~217頁というのは、サッカー競技規則 2010/2011 版におけるページ番号です。

  

となっています。試合当日から2日以内なので、翌日には提出(郵送)しなければなりません。もし、審判報告書の提出が必要な試合の主審を担当した場合は、提出が遅れないようご注意ください。

 

さて、先述のレッドカードやイエローカードは、審判報告書に記載することになりますが、「時間・チーム(名)・(背)番号・氏名・理由」を、競技規則に則った形で記入しなければなりません。

 

従って、昨日の記事の内容を審判報告書に記載するとすれば、「退場」のところに、

 

「1分・東京ヴェルディ・6番・菅原智・阻止(他) 相手チームの決定的な得点の機会を相手競技者を抑えて阻止した」

というような感じで記入します。

 

なお、レッドカードの場合には、審判報告書のもうひとつのほう(重要事項)側にも記入をしなければなりません。

 

「退場、その他の重要事項についての詳細」という欄に、

 

「1分 東京ヴェルディの菅原智選手(背番号6)は、東京ヴェルディによるキックオフ直後、ディフェンスラインまで下げられたボールに反応した、サガン鳥栖の池田圭選手(背番号25)を手で抑えて決定的な得点の機会を阻止したため、退場処分としました。」(←あくまで私(ブログ筆者)が考える記入例です。)

 

 

イエローカードの場合は、ファウルの種類を詳しく説明するだけで良いのですが、レッドカードの場合は、『誰が誰に対してどのような状況でどのような行為を行ったのか』を詳しく記述するように求められます。(報告書を読んだ人が、そのレッドカードの提示が適正なものであったと判断できるように記述・説明する必要があります。)

 

審判報告書の記入については、各地区のサッカー協会が記入例のPDFファイルなどを作成しているようで、ネット上にたくさんあります。「審判報告書 記入例」で検索すればたくさん出てきますので、審判報告書を記入しなければならなくなった方は、そういった記入例をご参考に。

 

私もこの記事を書くにあたり、いくつかの記入例を見てみましたが、各協会で少しずつ記入する内容に温度差があります。

 

要するに、かなり細かく書くことを要求している協会もあれば、けっこうラフな記入例になっている協会もあるようです。ご自分の所属する協会の記入例に従うのが一番良さそうですので、まずはご自分の所属する協会のホームページなどに記入例がUPされていないかどうか探してみてください。

 

最後に、前述の「退場」について、Jリーグでの公式記録を確認しておきます。下記のリンクは、東京ヴェルディの2009年度の「警告・退場・出場停止」記録です。

 

http://www.j-league.or.jp/data/view.php?c=tokyov&t=suspend&g=j2_1&y=2009 

 

菅原選手のところを見ると、第8節(4/15)にS5、翌第9節(4/19)がx(a)という記号が入っています。

 

それぞれの記号は、

S5:得点機会阻止(他) 

x(a):1試合停止

 

という意味なので、第8節で決定的な得点の機会を阻止して退場処分になったので、第9節は出場停止だった、ということが判ります。 

 

なお、S4:得点機会阻止 

は、ボールを手で扱って決定的な得点の機会を阻止したという記号になります。つまり、そのまま触らずにいたらゴールに入ってしまうボールを、ゴールキーパー以外の守備側選手がハンドリングで阻止したという場合です。

 

(さらに、つづく) 

 



 

☆ 関連するタグ ☆

にほんブログ村 サッカーブログ サッカー審判へ ← すみませんが、クリックのご協力を。
  

☆このブログの上手(?)な使い方

少年団を含むサッカーチームのホームページ管理者の方へ
⇒ブログ右側に「チーム・リンク!!」の欄を作りました。こちらの記事に、申請の方法を掲載させていただきましたので、ぜひどうぞ。 

★競技規則に関する知識を増やしたい方
⇒ブログ右のサイドバーにある「まとめ系記事集」の中にある、各年度ごとの◆競技規則系の過去記事をご覧になると、効率的です。また、米国サッカー協会の Referee Week in Review を元に作成している記事集も、将来2級以上の審判員になることを目指される方にはお薦めです。   

審判グッズをお探しの方   
⇒別館 「サッカーの審判グッズを紹介するページ」 をぜひどうぞご利用ください。 

★私が指導のお手伝いをしている団の保護者の方
⇒ブログ右上のカレンダーの部分を利用してください。私が指導を担当した日をクリックしていただくと、その日の練習内容などが表示されます。練習終了後、できるだけ早く記事をUPするようにしていますが、都合によりUPが深夜になってしまう場合もありますので、ご了承ください。


にほんブログ村 サッカーブログへにほんブログ村 サッカーブログ ジュニアユース・中学サッカーへにほんブログ村 サッカーブログ 少年サッカーへにほんブログ村 サッカーブログ サッカー審判へ
どのバナーでも結構ですので、1日1回のご協力をお願いいたします。


← よろしければこちらのクリックのご協力も。



スポンサーサイト



コメント
コメント
コメントの投稿
URL:
本文:
パスワード:
非公開コメント: 管理者にだけ表示を許可する
 
トラックバック
トラックバック URL
http://tom3kyu.blog.fc2.com/tb.php/438-3b3b8e82
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)
トラックバック