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3級審判員の悩める日々
とあるサッカースポーツ少年団の指導者で、かつサッカー3級審判員である私のサッカー三昧な日々
今思えば、カードを提示してあげたほうがよかったかなぁ・・・
 

10日ほど前の、我が団主催のU-12カテゴリーの招待試合で主審を担当した時のお話。

 

試合はA、B2つのブロックの2位同士の試合で、全体の3位決定戦。順位決定戦であるため、両チームともその試合の後にもう試合はない。

  

まず最初に、ゴールキーパーがボールを手でキャッチした。相手チームのキャプテンと思われる選手が他の選手に「〇〇、まだ(パントキックを)蹴らせるな!」という指示を出したのが聞こえた。

 

「まさか?」と思ったが、やはりゴールキーパーに近づいていこうとしている選手がいる。

 

慌てて「△△番、(手でボールを保持しているゴールキーパーに)近づいていっちゃダメだよ。離れて。」と声をかけて、イエローカードの対象となる行為が起こる前に、注意を促した。

 

しばらくして、そのチームのペナルティーエリア付近で、相手チームがフリーキックの権利を得た。するとまた先ほどのキャプテンと思われる選手が、「▲▲、ボールの前に立て」という指示を出している。

 

「あちゃ~、またイエローカードの対象となるような指示を出している。」と感じた私は、すぐさまボールに近づいていこうとする選手に、離れるよう声をかけた。(少年カテゴリーなので、7m以内に近づく前に。)

 

いつも、カードを出さずに済ませることが可能な場合は、可能な限り事前に選手に声をかけて、カード提示を回避するようにしているので、今回もいつもの基準といえばいつもの基準での対応だった。

 

で、今思えば、カードが累積で引き継がれる試合はなかったので、声掛けしないでカードを提示してあげたほうが、指示した選手および指示されて動いた選手のためになったのかなぁ、と。

 

私が選手としてプレーしていた頃(小学生の頃)は、上記2つのプレーはごく「当り前」のプレーで、審判からカードを提示された記憶はない(と思う。)

 

でも、少なくとも私が審判の資格を取得した2005年度の段階では、両方とも反則になっている。

 

そのキャプテンは、なぜそのような指示を出したのだろうか。

 

指導者または保護者からそのような指導を受けたのだろうか。

 

それとも、単純に自分で思っただけなのか。う~ん・・・。

 

いずれにしても、やっぱりカード提示をしてあげたほうが、彼らのためになったような気がしてきた。

 

というのも考えてみれば、累積を気にしないでカード提示できる試合って、そんなに頻繁にある訳じゃないんだよねぇ・・・。カードを提示されたことで、強い印象をもってくれれば、二度と同じ失敗をしないだろうから。 

 

ただ、カード提示はしなかったものの、試合中に私(主審)が注意して牽制したプレーと同じプレーを繰り返すことはなかったので、それらのプレー(行為)はいけないんだ、ということを認識してくれたかなぁ・・・。(そうであれば嬉しいのだけど・・・。)

 

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No title
TOM3様、こんばんは。距離?遅延行為?どちらになるのでしょうか。規定の距離を守らない。
と言う警告でしょうけど、クイックスタートを邪魔したら、
それは遅延行為でしょうか?

状況、お察しします。
中学生でも結構います。直接狙える位置でのFKに対してはすぐ蹴られないようにボールに背を向けてGKの指示を聞くような感じで壁を作ったり…
良くある光景です。
すぐ蹴られないように。と思うのはいいですけど、あからさまに邪魔をしたらやっぱり駄目ですよね。
なんていうか、勝っている時の時間稼ぎなど、戦術なのか、良く分からないことをやるチームもあります。

こないだも、アウトになったボールを拾おうとしたら、
『触るな!拾わなくていいんだよ、そんなもの』
と怒られているベンチの選手がいました。
う~ん、その数秒で負けるようならそれまで、と自分は思ってしまいますが、色々と考えがあるので、何がいいとは言いませんが、やっぱりサッカーの楽しさを教えていきたいと思うので、露骨な時間稼ぎの方法などを中学生に教えるのはどうかと思います。あくまで個人の見解ですけど…

今思えばカード…って試合終わると思うんですよね。
でもTOM3様のように出さなくていいカードは出さないと言う方と、ちょっと何かしただけでカードと言う方と、見ていると色々と勉強になります。
あと、見極め、合格しました。
でも筆記が…やばいです。たぶん2月に試験なので、それまでできる限りがんばりたいと思います。

ところで毎日の更新、本当にお疲れ様です。
最近は帰ってきてここを読むのが楽しく、日課になっています。
寒くなってきていますので、お体、ご自愛下さい。
では、失礼します。
2010/12/29(水) 19:19:14 | URL | ジュン #79D/WHSg [ 編集 ]
No title
 
ジュンさん、見極め合格おめでとうございます。筆記試験頑張ってくださいね。毎日このブログをチェックしてくださっているとのこと、大変嬉しく思います。できるだけ毎日更新するよう、頑張ります!(もしよろしければ、記事の左側に貼ってある、ブログランキング「サッカー審判」を1日1回クリックしていただけると、嬉しいです。左クリックだとページが移動してしまうので右クリックで新規タブや新規ウィンドウを利用されたほうが良いかも。ま、いづれにしても、お手数をおかけすることに変わりないのですが・・・。)
 
 
さて、コメントいただいたところについて、少し。
 
フリーキックのほうは、笛で停止していない状態だったので、もしカードを出すなら遅延行為ですね。
 
フリーキックの際、「距離の違反」になるのは、壁を既定の距離離したあとの「インプレー前の飛び出し」と、明らかに規定の距離より近い状態の選手が、ボールから遠ざかる途中にクイックスタートされたボールを故意に触れた場合でしょうかね。
 
コーナーキックやスローインの時も守備側選手が近づきすぎて「距離の違反」となっているケースが時々ありますが、キッカーやスローアーが違反している選手に構わずリスタートすることが多いので、あまり「距離」のカードとなることはないですね。(キッカーやスローアーがアピールした場合は、最初は「注意」で済ませることも多いようですし・・・。)
 
なお、カードについては、私の場合ほとんど4種(たまに3種)の試合で、教育的要素の高い試合を担当することが多いので、出さなくて済むものは出さなくて済むようにしています。
 
でも全国大会につながる予選などの試合の場合は、かなり厳しい態度でカードを出すように心がけているつもりです。特に勝っているチームの遅延行為などは強く意識するようにしていますが、私が担当した試合で「露骨な」遅延行為は今のところ見かけていないですねぇ・・・。
 
指導者によっては、選手の将来より目の前の試合に勝つということを優先するあまり、審判が見ていないところであれば何をしても良いとか、審判のファウル基準を見抜いてプレーしろというような指導をしている方もいるようです。 
 
ですので我々審判員が、担当する試合においてきちんとレフェリングしてあげることが、良い選手を育てるんだ!という意気込みで一緒にレフェリングを頑張っていきましょう~。
 
 
2010/12/29(水) 23:03:37 | URL | TOM3 #79D/WHSg [ 編集 ]
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