2012年度の審判資格更新のための講習を、先日受講してきました。
今年度の改正(ゴールポストの置き方)の話を聞いている時に、講師のS先生が「ラインの幅は12cm以下なので・・・」と言った瞬間、
ん、運用上は12cm以下のことが多いけれど、正式には12cm(固定)じゃなかったっけ?と頭の中がプチパニックに。
慌てて競技規則をひっくり返す。あれっ、ライン幅って第1条のどこに載ってたっけ?
隣で講義を聞いている方々(両隣りはいずれも私の所属する団の保護者の方々だったけど・・・)に迷惑にならないように、静かにページを捲って探す。
ありました。「大きさ」のところに。過去にこのブログで記事にしていない部分なので、載せておきます。
競技規則 第1条 競技のフィールド
大きさ
タッチラインの長さは、ゴールラインの長さより長くなければならない。
長さ(タッチライン) 最小 90 m(100ヤード)
最大 120 m(130ヤード)
幅(ゴールライン) 最小 45 m( 50ヤード)
最大 90 m(100ヤード)
すべてのラインの幅は同じで、12 cm(5インチ)を越えてはならない。
「12cmを越えてはならない」という表現なので、12cm以下と同意ですね。
なぜ、12cm(固定)と思い込んでいたのかなぁ、と思いながら、自分の過去記事を読んで理由が判明しました。ゴールに関する規定のところの表現と合わせ技で勘違いを起こしていました。
競技規則 第1条 競技のフィールド
ゴール
(中略)
ゴールポストとクロスバーは、同じ幅と同じ厚さで、12㎝(5インチ)以下とする。ゴールラインの幅はゴールポストおよびクロスバーの厚さと同じでなければならない。
(後略)
よくみかけるというか、ほとんどの会場でゴール(ポスト&クロスバー)が12cm幅のものが設置されています。
「ゴールポストが12cmならば、ゴールラインは12cm幅で引かれていないといけない。全てのラインは同じ幅でなければならないので、全てのラインは12cm幅(固定)。」という感じで、勝手な解釈(記憶)をしていました。
あくまで
「ライン幅は12cm以下であればOK」
ただし、
「ゴールラインの幅はゴールポスト(の幅)と同じでなければならない」
という規定もある、というように分離して覚えておかなくっちゃ。
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