3級審判員の悩める日々
とあるサッカースポーツ少年団の指導者で、かつサッカー3級審判員である私のサッカー三昧な日々
副審泣かせのオフサイド ほか … 2011 Referee Week in Review - Week 29 (米国サッカー協会)より
 

 

Referee Week in Review ( Week 29 )の紹介です。

  

http://www.ussoccer.com/News/Referee-Programs/2011/10/Referee-Week-in-Review-Week-29.aspx

 

上記リンクをクリックして表示されるビデオクリップをご確認ください。(再生時に少し長めの広告が流れます。)

 

☆追記 映像が直接埋め込めることが判明しましたので、上記アドレスの映像を記事に埋め込んでおきます。

 

1つめの内容は、ペナルティエリア内のファウル。

 

不用意なファウルということで「カード提示なし」で、問題ないプレーだと思います。(英語が堪能ではないので、米国サッカー協会の言っていることが、いまいちよく解りません。文章を読んでも・・・。英語が堪能な方は、各自でご確認ください。)

 

Week29 では、2つめのビデオクリップのほうが非常に重要というか、難しい内容なので、そちらを重点的に解説します。

  

結論から書くと、この記事のタイトルにした通り、副審泣かせのオフサイドです。

 

まず、攻撃側(紺色のユニフォーム)の2人のフォワードの選手のうち、縦のロングパスが出たタイミングで右側(画面奥側)の選手はオフサイドポジション、左側(画面手前側)の選手はオンサイドポジションにいます。

 

攻撃側選手は直接ボールに触れることができず、左側(画面手前側)の攻撃側選手と接触した守備側選手の身体に当たっています。縦パスが出た時、左側(画面手前側)の攻撃側選手がオフサイドポジションにいたのなら、「相手競技者に干渉した」という理由で「オフサイド」が成立するのですが、この左側の攻撃側選手はオンサイドにいたので、反則にはなりません。

 

守備側選手に当たったボール(リバウンドボール)は、縦パスが出たタイミングでオフサイドポジションにいた右側の攻撃側選手の前に転がり、そのまま右側の攻撃側選手がシュートしてボールがゴールに入っています。

 

縦パスに対して、守備側選手が触る前でも後でも構わないので左側の攻撃側選手がボールに触れることができていれば、右側の攻撃側選手がボールに触れた時のオフサイドの判断のタイミングは、そのタイミングになるのですが、触れることができていないので、あくまで縦パスが出た瞬間がオフサイドの判断のタイミングとなります。

 

先にも書いた通り、縦パスが出た時(1分35秒付近の静止映像のタイミング)、右側の攻撃側選手はオフサイドポジションにいるので、オフサイドとなります。従って、ゴールは認められるべきではありません。

 

しかし、似たようなケースで、オフサイドにならないケースがあります。それは、守備側選手がボールをコントロール(ミスコントロールを含みます)をした場合です。

 

先のプレーで、守備側選手がボールをゴールキーパーに取らせるために、ヘディングや胸トラップで「明らかにコントロール」した場合は、守備側チームのパスをインターセプトしたことになるので、このような場合はオフサイドになりません。

 

(ビデオのケースでは、攻撃側競技者との落下点でのポジション争いのなかでボールに当たっただけなので、コントロールしたとは言えないため、オフサイドとなります。)

 

今回のプレーがオフサイドかどうかを判断する上で、重要なポイントを確認しておきます。

 

ポイントは2つ。 

1)縦の長いパスに触れたのは、オンサイドの攻撃側選手(Yes)か守備側選手(No)か。

2)守備側選手がボールをコントロールしたのかどうか。(Yes/No)

 

両方 No なので、縦の長いパスが出たタイミングでオフサイドポジションにいた右側の攻撃側選手がボールに触れたため、「オフサイド」。

 

この2つを瞬時に副審は判断しなければなりません。しかも今回のプレーもそうですが、他の選手の影に入ってしまって誰がボールに触れたのかを正しく判断するのが困難な場合もあります。

 

副審は現象(プレー)を見極める最大限の努力をしましょう。それでも、見えなかったら・・・

 

  そのときは潔く諦めましょう。

 

(主審に助言を求められたり、主審から確認が入った場合は、ありのままのことを主審に話し、あとは主審に任せましょう。)

 
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