3級審判員の悩める日々
とあるサッカースポーツ少年団の指導者で、かつサッカー3級審判員である私のサッカー三昧な日々
大きなチャンスとなる攻撃の芽を摘むファウルと得点の機会の阻止の「違い」 …  2011 Referee Week in Review - Week 26 (米国サッカー協会)より
 

タイトルが長くてごめんなさい。
 

でも、2つの「違い」についての記事であることをどうしてもタイトルに入れたくて・・・。出典元の情報をタイトルに入れないことも考えましたが・・・。
 

さて、
 

http://www.ussoccer.com/News/Referee-Programs/2011/09/Referee-Week-in-Review-Week-26.aspx
 

上記のリンク先をクリックして表示される 2011 Referee Week in Review - Week 26 (米国サッカー協会)のビデオクリップをご確認ください。


☆追記 映像が直接埋め込めることが判明しましたので、上記アドレスの映像を記事に埋め込んでおきます。

  



 

1つめのビデオクリップで、主審は「得点の機会の阻止」ということで「レッドカード」を提示しているのですが、米国サッカー協会は、ファウルした守備側選手以外に、もう一人守備側選手が対応できる状態にあったので、得点の機会の阻止ではなく、「大きなチャンスとなる攻撃の芽を摘むファウル」に相当するから「イエローカード」を提示するのが正しい、というようなことを述べています。
 

得点の機会の阻止については、2つ前のReferee Week in Review - Week 24 で説明がありました。

http://www.ussoccer.com/News/Referee-Programs/2011/08/Referee-Week-in-Review-Week-24.aspx

ちなみに、このReferee Week in Review - Week 24については、「正しい位置でのオフサイドライン・キープの重要性 2011 Referee Week in Review - Week 24 (米国サッカー協会)より」の記事で解説しています。
 

イエローカードとレッドカードの違いを比較しておきます。
 

【イエローカード】

競技規則 ガイドライン 第12条 ファウルと不正行為

反スポーツ的行為に対する警告

(中略)
●戦術的な目的で、相手競技者に干渉する、また大きなチャンスとなる攻撃の芽を摘むファウルを犯す。
(後略)

 

【レッドカード】

競技規則 第12条 ファウルと不正行為

退場となる反則

(中略)
●フリーキックまたはペナルティーキックとなる反則で、ゴールに向かっている相手競技者の決定的な得点の機会を阻止する
(後略)

 

ガイドライン側にもう少し具体的な内容が書かれています。
 

競技規則 ガイドライン 第12条 ファウルと不正行為

得点、または得点の機会の阻止

相手競技者の決定的な得点の機会の阻止で退場となる反則は2種類あるが、ペナルティーエリア内で発生するものだけが対象となっているのではない。

決定的な得点の機会があり、相手競技者がボールを手で扱い、また相手競技者にファウルしたにもかかわらず、主審がアドバンテージを適用し、その後、直接得点となった場合、その競技者は退場を命じられないが、警告されることがある。

主審と副審は、得点または決定的な得点の機会の阻止で競技者に退場を命じるとき、次の状況を考慮に入れなければならない。

●反則とゴールとの距離
●ボールをキープできる、またはコントロールできる可能性
●プレーの方向
●守備側競技者の位置と数
●相手競技者の決定的な得点の機会を阻止する反則が直接フリーキックまたは間接フリーキックとなるものであること。

 

この2つの違い(イエローカードに相当するファウルなのかレッドカードに相当するファウルなのか)をしっかり認識して判断する必要があります。

 

2つめのビデオクリップの話に移ります。
 

審判にボールが当たっていますが、プレーは続きます。野球ではよく「審判は石ころと同じ」と言われ、審判にボールが当たっても石に当たったと思ってプレーを継続するように、と指導されます。
 

基本的にサッカーも同じです。
 

競技規則を確認しておきます。
 

競技規則 ガイドライン 第9条 ボールインプレーおよびボールアウトオブプレー

フィールド内で、ボールが競技者以外の者に触れる

主審と副審は試合の一員であるので、ボールがインプレー中、ボールが主審または一時的にフィールド内にいた副審に触れた場合でもプレーは続けられる。

 

確かに「石ころ」扱いになるとはいうものの、ビデオクリップのように主審にボールが当たった直後のプレーからゴールシーンになってしまうと、非常に後味が悪いです。
 

できるだけインプレー中のボールには当たらないようにしましょう。更に、ボールを跨がないようにもしましょう。(跨がないようにしましょうという理由は、「審判のトレーニング (その5)」の記事参照。)
 

☆ 関連記事 ☆

「正しい位置でのオフサイドライン・キープの重要性 2011 Referee Week in Review - Week 24 (米国サッカー協会)より」

「審判のトレーニング (その5)」


  

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