3級審判員の悩める日々
とあるサッカースポーツ少年団の指導者で、かつサッカー3級審判員である私のサッカー三昧な日々
関係者が誰も気がつかなかったオフサイドほか … 2011 Referee Week in Review - Week 19 (米国サッカー協会)より
 
 
今日の記事は、米国サッカー協会の Referee Week in Review - Week 19 の紹介です。
 

http://www.ussoccer.com/News/Referee-Programs/2011/07/Referee-Week-in-Review-Week-19.aspx

上記リンクをクリックして表示されるビデオクリップをご覧ください。
 

☆追記 映像が直接埋め込めることが判明しましたので、上記アドレスの映像を記事に埋め込んでおきます。

 




最初のビデオは、「得点、または得点機会の阻止」ということで、なでしこJAPANの女子W杯決勝の岩清水選手と同じ理由です。(過去記事「岩清水選手が退場になった理由を考える」参照。)
 

最初、相手競技者の安全を顧みない、危険なスライディングタックルということで「一発レッド」となったのかと思いましたが、米国サッカー協会の見解としては、「得点、または得点機会の阻止」のようです。(周辺に他の守備側選手がいたが、アタッカーのチャンスを防げる状況にはなかった、という判断のようですね。)
 

競技規則の関係する部分を抜粋しておきます。
 

競技規則 第12条 ファウルと不正行為

退場となる反則

競技者、交代要員または交代して退いた競技者は、次の7項目の反則を犯した場合、退場を命じられる。

(中略)
●フリーキックまたはペナルティーキックとなる反則で、ゴールに向かっている相手競技者の決定的な得点の機会を阻止する
(後略)


 
競技規則 ガイドライン 第12条 ファウルと不正行為

得点、または得点の機会の阻止

(中略)
主審と副審は、得点または決定的な得点の機会の阻止で競技者に退場を命じるとき、次の状況を考慮に入れなければならない。

●反則とゴールとの距離
●ボールをキープできる、またはコントロールできる可能性
●プレーの方向
●守備側競技者の位置と数
●相手競技者の決定的な得点の機会を阻止する反則が直接フリーキックまたは間接フリーキックとなるものであること。
 

 
この「得点、または得点の機会の阻止」については、先日の「岩清水選手が退場になった理由を考える」 の記事に、もう少し詳しく説明を書いていますので、そちらも合わせてご確認ください。 
  

なお、後方からの激しいスライディングタックルは、競技規則上「著しく不正なファウルプレー」と定義されていて、一発レッドの対象です。(後方からのものに限りませんが、後方からの場合は特に。)
 

競技規則 ガイドライン 第12条 ファウルと不正行為

著しく不正なファウルプレー

ボールがインプレーで、競技者がボールに挑むとき、相手競技者に対して過剰な力や粗暴な行為を加えた場合、著しく不正なファウルプレーを犯したことになる。相手競技者の安全を犯すタックルは、著しく不正なファウルプレーを犯したことで罰せられなければならない。

いかなる競技者もボールに挑むときに、過剰な力や相手競技者の安全に危険を及ぼす方法で、相手競技者に対し片足もしくは両足を使って前、横、あるいは後ろから突進した場合、著しく不正なファウルプレーを犯したことになる。

(中略)

著しく不正なファウルプレーを行った競技者は退場が命じられ、反則が起きた場所からの直接フリーキック、またはペナルティーエリア内で反則が起きた場合、ペナルティーキックでプレーを再開する(第13条-フリーキックの位置を参照)。


   

続いて2つめのビデオクリップについて。
 

オフサイドはパスされたボールだけではありません。味方競技者が触れたボールをオフサイドポジションにいた選手がプレーすればオフサイドです。
 

これはきちんと競技規則に書かれています。
 

競技規則 ガイドライン 第11条 オフサイド

定義

(中略)
●”プレーに干渉する”とは、味方競技者がパスした、または味方競技者が触れたボールをプレーする、あるいはこれに触れることを意味する。
(後略)

 

ほら、パスだけじゃなくって、「味方競技者が触れたボール」にオフサイドポジションの選手が触れたら「オフサイド」ってちゃんと書いてありますよね。
 

審判団はもちろん、誰も「オフサイド」だというアピールしてませんね。前半40分なので、まだまだ試合はどうなるかわからない状態だというのに・・・。

The goal should be disallowed. (ゴールは認められるべきではなかった。米国サッカー協会のコメント。)

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