3級審判員の悩める日々
とあるサッカースポーツ少年団の指導者で、かつサッカー3級審判員である私のサッカー三昧な日々
「ボールを手で扱う」に該当する例 … 2011 Referee Week in Review - Week 17 (米国サッカー協会)より
 

米国サッカー協会の Referee Week in Review -Week 17 の紹介です。下記のリンクをクリックして表示されるビデオクリップをご覧ください。(Week 17 のビデオクリップは、最初に15秒間のCMが流れるようになっています。)

 
http://www.ussoccer.com/News/Referee-Programs/2011/07/Referee-Week-in-Review-Week-17.aspx
 

☆追記 映像が直接埋め込めることが判明しましたので、上記アドレスの映像を記事に埋め込んでおきます。

 


 

Week 17 は2つのビデオクリップで構成されています。
 

最初のビデオクリックについて。
 

3つの要素が入っています。
 

1つめの要素は、ハンドリングのお話。ペナルティーエリア内で守備側選手がハンドリングの反則をとられています。ちょっと厳しい判定のような気がしますが、以前の記事「ハンドリング(ボールを手で扱う)とは」に書いている通り、「(ボールが)当たることを期待して腕を広げているのでアウト」という判断です。
 

The defender makes himself bigger by raising his arm. (直訳すると、「守備側選手が腕をあげることで、自分自身を大きくしようとした。」ということで、反則ですね。)
 

2つめの要素は、控え(?)選手の異議に対する処置で、ベンチ付近(?)で猛烈に抗議したようで、副審と第四の審判員が主審を呼んで、その選手にイエローカードを提示しているようです。 
 

3つめの要素は、主審がペナルティーキックの合図をする前に、異議を唱えている選手を警告するために移動した際、ボールを remove していることを、good job していると評価しています。
 

つい先日の「試合中、主審はボールを自身の管理下に置きましょう」の記事で、ハーフタイム、飲水タイム時にボールを管理しましょう、というような内容を書きましたが、上記のような場合もしっかり主審がボールを管理しておくことが肝要だということですね。


ペナルティーキックは再開場所を間違える可能性はありませんが、フリーキックの場合は、きちんと場所を覚えておかないと、再開場所がわからなくなりそうですけどね。

 

2つめのビデオクリップについて。
 

シミュレーション(反スポーツ的行為、警告)という判断のようです。リプレイ映像で見る限り、確かに左足で踏み切ってダイブしているように見えますねぇ・・・。
 

足を引っ掛けられて倒れた(ファウル)のか、ボールが止められたためにボールに引っかかって転んだ、あるいは足がもつれて転んだだけ(ノーファウル)なのか、主審を欺くためにファウルされたふり(シミュレーション)をしているのか、しっかり見抜かないといけません。踏み切ったかどうかが1つの判断の要素になるとは思いますが、その瞬間を見逃すと見抜けません。
 

4種(小学生)だとあまりシミュレーションは見かけませんが、3種(中学生)では自分で転んだだけなのか、シミュレーションなのか判断しにくい微妙なプレーで悩まされることが偶にあります。
 

「ノー(ファウル)」とだけ言って、シミュレーションとして警告することはせず、次からその選手の動きを注意して見るようにしていますが、今のところ、シミュレーションに対してカードを出した経験はないですねぇ・・・。
 

かなりシミュレーションっぽい場合には、「ファウルではないよ。どちらかと言うとシミュレーションに近いよ」とその選手にだけ聞こえるように声をかけて、選手を牽制することもあります。
 

「私はファウルをちゃんと見てるよ。次に同じようなプレーをしたら、シミュレーションとしてカード出すよ。」という意味を込めて・・・。 
 

競技規則 ガイドライン 第12条 ファウルと不正行為

反スポーツ的行為に対する警告

(中略)
●負傷を装って、またファウルされたふりをして(シミュレーション)、主審を騙そうとする。
(後略)

 

本当にファウルされて転んでいるのに、シミュレーションとしてイエローカードで「警告」なんてしてしまうと、選手との信頼関係は崩壊します。「100%シミュレーション」という自信がなければ、カードは出せないですよね。
 

いろんな意味で準備、(普段からシミュレーションの映像を見て見抜く目を養っておくことや、試合中に「シミュレーションが行なわれるかも知れない」と予測してプレーを監視すること、)をしておかければなりません。
 

☆ 関連記事 ☆

「カード(イエロー/レッド)となるハンドリング」

「ハンドリング(ボールを手で扱う)とは」

「試合中、主審はボールを自身の管理下に置きましょう」

 
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