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3級審判員の悩める日々
とあるサッカースポーツ少年団の指導者で、かつサッカー3級審判員である私のサッカー三昧な日々
U-23 日本代表 vs U-23 ホンジュラス代表 の試合から(その1)

  

 

まずは、昨日UPした記事のフォローアップから。

 

79分頃にホンジュラス代表の2番(Wilmer CRISANTO 選手)に出たイエローカードについて、79分のファウル自体は非常に軽微なファウルだったので、それまでに何度かファウルを犯していたため、「繰り返し競技規則に違反した」という理由でカードが出されたのではないか、ということを書きました。

 

その後、改めて録画した映像を試合開始から確認したところ

 

Wilmer CRISANTO 選手は、この79分頃のファウルの前に、少なくとも

01分03秒付近 (この試合のFist Foul)

33分38秒付近

74分18秒付近

の3回ファウルを犯していることが確認できました。

 

4回目のファウルは3回目のファウルからあまり時間が経過していなかったことも、主審の心証を悪くした可能性がありますね。

 

ということで、昨日の記事の推測で間違いない(合っている)と思われます。

 

 

では、その他のレフェリングで参考になる部分をピックアップしておきます。

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この試合のFIFA版のマッチレポートはこちら

http://www.fifa.com/mensolympic/matches/round=256009/match=300197690/report.html

 

によると、審判団は

Referee:Slim JEDIDI (TUN)
Assistant Referee 1:Bechir HASSANI (TUN)
Assistant Referee 2:Sherif HASSAN (EGY)
Fourth Official:Felix BRYCH (GER)
 
アフリカ大陸系(チュニジアとエジプト)の審判団。

 

まず、一番印象に残ったのは、自らを危険に晒すパターンでの「危険な方法でのプレー」を非常に厳しく取り締まっている、ということでした。

 

過去記事「四つん這いのままプレーを続けたら・・・。」で書いていますが、四つん這いを含む、地面に倒れた状態でプレーを継続した場合、自らを危険に晒したということで、相手チームに間接フリーキックが与えられます。

 

4種の試合で、選手が四つん這いになったままプレーを続けているにもかかわらず、審判が反則とせず試合が続いているのをよく見かけます。

 

私の場合は、審判記録の記事でも書いたことがあるのですが、選手に対し起き上がるよう手振りを入れながら、「立って」とか「立ってプレーしよう!」という声をかけ、それでも立ちあがろうという気配を見せずにプレーを継続した場合は、立ちあがってプレーをしようとしなかった選手の反則にします。

 

このブログを読んでくださっている4種を担当される審判員の方は、ぜひ「自らを危険に晒す『危険な方法でのプレー』を厳しく取り締まっていただきたいと思います。(実は、私がこの反則を厳しく取り締まるようになったのは、3級に昇格してから以降、もっと厳密に言うと1級審判員の方との合同トレーニングで教わってから以降なのですが・・・。) 

 

また、お子さんがサッカーをされている方には、ぜひ 

「倒れたくらいでプレーをやめるな。プレーを続けろ。」

という指導ではなく、

「倒れたくらいでプレーをやめるな。『素早く立ち上がって』プレーを続けろ。」

と、『素早く立って』とか『立ち上がって』というフレーズを入れ、すぐに立ち上がってプレーを継続させる「癖」をつけさせて欲しいと思います。

 

話を元に戻します。 

 

私の場合は、選手に「立ちあがってプレーする」ように声をかけてから反則の判断をしますが、この試合のSlim JEDIDI 主審は、ひざをついた状態でプレーした瞬間(もちろん、周囲の相手選手との距離感を見ていますが)に、反則の笛を吹いています。

 

12分35秒付近。場所は第四審判の前のあたり。

 

ホンジュラスの9番(Antony LOZANO 選手)が、日本の13番(鈴木 大輔選手)のチャージング(反則ではないという主審の判断)を受けてあるいは自ら足を滑らせて、左ひざを地面に接触させます。

 

Antony LOZANO 選手はそのままボールを右足でキープしようとしますが、立ちあがる気配を見せなかったため、主審が反則の笛。

 

鈴木選手は、自らのAntony LOZANO 選手へのアプローチ(接触)を主審に反則と認定されたと思い、自陣側に下がろ(戻ろう)うとしますが、主審の判断は、Antony LOZANO 選手が(自らを危険に晒したという)危険な方法でプレーしたという判断だったため、右手を上げつつ左手で日本代表側のFKで再開するという合図を行ないます。

 

32分42秒付近。これもほぼ第四審判の前。

  

日本代表の9番(杉本 健勇選手)が、ホンジュラス代表の7番(Mario MARTINEZ 選手)のチャージング(やはりこれもファウルではないという主審の判断)を受けて、仰向けに尻もちをついた状態になります。

 

そのまま立ちあがろうとせず、両足に挟む形でボールをキープしてしまったため、すぐさま主審の笛。

 

(近くにいたホンジュラスの3番(Maynor FIGUEROA 選手)は、先ほどチームメイトが同じような形で「危険な方法でのプレー」として反則をとられたので、今度は日本チーム側の反則となったことを即座に理解しており、すぐにホンジュラス側のFKと判断して、自陣側に下がる気配は全く見せません。)

 

 

明日(?)の更新では、28分頃に宇佐美選手が倒されたプレー(主審はノーファウルという判断)を確認します。

 

☆ 関連記事 ☆

「四つん這いのままプレーを続けたら・・・。」

「危険な方法でのプレー」 

 
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