FC2ブログ
3級審判員の悩める日々
とあるサッカースポーツ少年団の指導者で、かつサッカー3級審判員である私のサッカー三昧な日々
W杯3次予選( 2012.02.29 日本代表 vs ウズベキスタン代表) の公式記録ほか
 

 

W杯3次予選( 2012.02.29 日本代表 vs ウズベキスタン代表) の試合におけるアブドゥラ・ドル・モハマド・バリデー主審のファウル基準について。

  

何度か行なわれたウズベキスタンの選手の後方からのスライディングタックルを、いずれもカード無しで済まされてしまったのは、日本代表を応援するサポーターとしては少し残念でした。

 

他にもタッチライン割り(前半21分)の際に、ウズベキスタンの選手のワンタッチを見逃されてしまったり、前半終了間際にウズベキスタン側のペナルティーエリア内で吉田選手が倒されているのを見逃されてしまったり、後半36分に岡崎選手がアフターでファウルチャージを受けているのを見逃されてしまったのは、残念ではありますが、主審が直接見ていない(見えていない)ところで起きているので仕方がありません。

 

ウズベキスタン寄りのレフェリングとかそういう問題ではなく、単純にたまたま主審の視野外だった、という感じです。岡崎選手へのアフターのファウルについては、若干主審の目の残しが足りないように感じますが、極端に主審のレベルが低いとも思いません。

 

基本的には、手の不正な使用に対しては非常に厳しく対応しているという感じで、両チームに対して同じ基準で行なわれていました。ただ、日本代表の選手の手の不正な使用が目立っているような気がしました。

 

過去記事にも書きましたが、Jリーグで2年ほど前から手の不正な使用をかなり厳しく対応するようになっていて、松崎審判委員長も「テクニカルニュースVol.37(2010.05.21発行)」でそのことに触れています。

 

今日の試合を見る限り、もう少し手のファウル(手の不正な使用)についてしっかり意識しないと、W杯最終予選やW杯本選で審判に手のファウルをとられまくって苦労しそうな気がします。

 

手の不正な使用がらみとして主審が反則をとったシーンを書き出しておきます。ご参考に。(グレー:ウズベキスタン代表のファウル、黒:日本代表のファウル)

 

前半8分、ウズベキスタンの9番が日本ゴール前で手を使ってホールディング。(最終的に身体を当てて倒しているので、ファウルチャージとして判断された可能性もありますが。)

前半23分、吉田選手がウズベキスタンの9番を手で押したとしてファウル。身体を当てただけなら恐らくファウルをとられていないのだけれど、左手が最後のひと押しをしているように見えるので、プッシングとなってしまいました。

この例の逆としては、後半16分、やはり吉田選手がウズベキスタンの11番を同じような形で身体を当てているのですが、手では相手選手にまったく触れていないので、主審はファウルをとっていません。 

前半34分、ウズベキスタンの9番が日本ゴール前で吉田選手を押したとしてファウル。(副審2のタレブ・サレム・アルマッリ氏がファウルサポートして主審がそれを採用。) 

前半36分、ヘディングの競り合い時に、ハーフナーマイク選手がウズベキスタンの2番に背中を手で押されているが、最終的に香川選手がボールをキープしたので、ファウルはとってもらえなかった。(明確なプレーオンの合図はなかったが、香川選手がボールをキープしていなければ、ファウルの笛があったかも。)

前半45分、ウズベキスタンの19番が岡崎選手を手で押したとしてファウル認定。

  

後半19分、ウズベキスタン代表の9番が今野選手を露骨に引っ張った。(イエローカード)

後半21分、交代してフィールドに入った直後の李選手がヘディング時の競り合いで ウズベキスタン代表の2番を手で抑えてジャンプしたために反則となった。

後半24分、長友選手が手でウズベキスタンの19番を抑えたとして、反則。(副審1のワリード・スルタン・アルマンナイ氏がファウルサポートし、主審がそれを採用。)このファウルはおそらく、Jリーグではファウルとして判断されないのでは?と思えるほどのもの。

後半29分、長谷部選手がウズベキスタンの7番からファウルタックルを受けて倒されるのですが、その直前に長谷部選手の手がウズベキスタンの6番の選手に当たっていたため、ファウルをとってもらえませんでした。その時6番の選手は主審の死角となる位置で長谷部選手のショーツを引っ張っていたのですけどね~。

後半35分、ヘディング時の競り合いで、李選手がウズベキスタンの7番の選手の顔に肘を当てて反則。(肘の使い方が非常に悪く、ラフプレーとして警告されていても文句を言えない使い方です。)

後半41分、ウズベキスタンの6番がドリブル中につまずいた結果、遠藤選手を両手で押してしまったので、反則。

 

といったところが、この試合における主審の手の不正な使用(手のファウル)の基準でした。試合を担当する主審のファウル基準に速やかに対応する、というのも日の丸を背負った選手達の重要な能力ですね。

 

次の記事では、審判ではなく選手の気になったところを書きたいと思います。

 

この試合の公式記録(マッチレポート)はこちら

http://www.jfa.or.jp/national_team/match/2014fifawc_3rd_q/groupC/schedule_result/pdf/m11.pdf  


リボンピンバッジ サッカー日本代表「SAMURAI BLUE」
リボンドネーション
売り上げランキング: 137,853



 
にほんブログ村 サッカーブログ サッカー審判へ ← すみませんが、クリックのご協力を。
  

☆このブログの上手(?)な使い方

少年団を含むサッカーチームのホームページ管理者の方へ
⇒ブログ右側に「チーム・リンク!!」の欄を作りました。こちらの記事に、申請の方法を掲載させていただきましたので、ぜひどうぞ。 

★競技規則に関する知識を増やしたい方
⇒ブログ右のサイドバーにある「まとめ系記事集」の中にある、各年度ごとの◆競技規則系の過去記事をご覧になると、効率的です。また、米国サッカー協会の Referee Week in Review を元に作成している記事集も、将来2級以上の審判員になることを目指される方にはお薦めです。   

審判グッズをお探しの方   
⇒別館 「サッカーの審判グッズを紹介するページ」 をぜひどうぞご利用ください。 

★私が指導のお手伝いをしている団の保護者の方
⇒ブログ右上のカレンダーの部分を利用してください。私が指導を担当した日をクリックしていただくと、その日の練習内容などが表示されます。練習終了後、できるだけ早く記事をUPするようにしていますが、都合によりUPが深夜になってしまう場合もありますので、ご了承ください。


にほんブログ村 サッカーブログへにほんブログ村 サッカーブログ ジュニアユース・中学サッカーへにほんブログ村 サッカーブログ 少年サッカーへにほんブログ村 サッカーブログ サッカー審判へ
どのバナーでも結構ですので、1日1回のご協力をお願いいたします。


← よろしければこちらのクリックのご協力も。



スポンサーサイト



☆ 関連するタグ ☆

コメント
コメント
コメントの投稿
URL:
本文:
パスワード:
非公開コメント: 管理者にだけ表示を許可する
 
トラックバック
トラックバック URL
http://tom3kyu.blog.fc2.com/tb.php/924-07501582
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)
トラックバック